防災会の基本理念

理念

基本理念

災害発生後72時間は、外部からの支援は期待できないので、自分たちで、災害対応をする。

  • 警報が出る土砂災害のような直前に対応可能な時間的余裕のあるものを想定するのではなく、直前予想が困難な最大・最悪な地震を想定する。
  • 人命救助の壁である災害発生後72時間に焦点を当てる。
  • 行政による支援活動開始が期待できる災害発生後72時間までの自主防衛を考える。
  • いざ災害発生となれば、防災会・町会の役員は動かざるを得なくなるのだから、それなら、平常時から準備をする。
  • 準備がないと災害時に各々のエゴがあらわになり、混乱が続くので平常時から準備をする。
  • 特に細部の重要なノウハウは、やってみて初めて判ることが多い。やりながら考え蓄積する。
  • いざとなると、いろいろな意見が出てきてしまうので、できるだけ事前に決めておく。
  • 行政ができることとできないことがあり、町会との役割分担を意識する。
  • できるだけ、近隣町会と合同で訓練する。
  • 避難所となる学校の校長先生の協力を得て、保護者のひきとり訓練などと一緒に行い、生徒用の作業を設けることで、教育的効果を期待できる。

災害発生72時間の自助・隣助・共助

直前予測の困難な大規模災害、すなわち大地震を対象に想定し、その被害の最小化を目指す(他の災害も概ねこれで対応可能)

  • 人命救助の時間の壁、また、行政の支援活動が期待可能になる災害発生72時間経過までが焦点
  • 行政と町会の役割分担を意識した防災準備
  • 実際にやってみて分かった細部までの重要ノウハウ
  • 避難所となる学校等と連携で、教育的効果、近隣町会と合同訓練

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