防災会視察研修会を6月12日(火)に実施しました。

訪れたのは、つくば市にある国立研究開発法人「防災科学技術研究所」(略称「防災科研」)です。
今回は柏市役所の防災関係職員も同行、柏市のバスを利用させていただきました。
防災会の視察研修会は過去にも、東日本大震災(2011年)で津波被害の大きかった千葉県旭市、
関東・東北豪雨(2015年)で鬼怒川が大氾濫した常総市などを訪ね、自治体職員の方々や自治会の
方々から直接、被害状況を聴取し意見交換をしてきました。
今回は、防災問題の本格的な研究者にレクチャーしていただき、今後の西山町会防災会の活動の
方向性がしっかり見えてきたように思います。

「防災科研」での研修

「防災科研」では、研修案内係の方に出迎えていただき、最後までお付き合っていただきました。

西山からバスに乗って防災科研本館に到着しました。
防災科研の敷地は東京ドームの2倍もあります。
まず、本館会議室で敷地内の施設を説明していただきました。
これは「地震ざぶとん」体験です。阪神・淡路大震災、熊本地震のデータをもとに、2種類の地震(横揺れ)体験ができました。
「地震ざぶとん」体験では、今後想定される東南海地震の想定データをもとにした、超高層ビル30階の横揺れも体験もできました。
これは「大型耐震実験装置」がある建物です。 耐震実験装置がある建物内です。準備中だったため、きょうの実験は見学できませんでした。
こちらは「大型降雨実験装置」がある建物です。 建物内にはいると、天井には降雨ノズロがいっぱい。最大1時間300mmの豪雨を降らせることも可能とのことでした。 実験棟の見学後、本部会議室に戻って、研究者の方々との意見交換です。
研究者の方々からは地域で活用できる研究内容の紹介・説明があり、防災会からは防災会の活動内容を説明しました。研究者の情報はとても有意義でした。 地震ざぶとん体験、実験棟の見学、防災研究者との意見交換が終わって、研修会は終了しました。 研修会後は近くのレストランに移動、すてきなフレンチランチです。
ランチ後は、デザートタイム。みんなで研修会の成果を語り合いました! お疲れさまでした。