第14回安否確認訓練を実施しました。
2015/10/24
平成27年10月24日、 震度6強・マグニチュード6.9の地震が発生した事を想定した安否確認訓練を実施しました。 いままでの訓練は事前に本部が設営されていましたが、今年は実際の災害時により近い状況にするために、発災後に本部の設営を行いました。
【新しい訓練項目】
- 実際の災害時により近い状況で訓練を行うため、発災後に災害対策本部を設置する
- 防災会メンバーも発災した後にふるさと会館に集合する
- 安否確認の報告が来なかったすべてのところへ確認要員を派遣する
時間 | 訓練項目 | 内容 |
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9:30 | 発災 | 発災と同時に自分の身の安全の確保 |
災害対策本部設置 | 参集してきた役員でふるさと会館内に設置 | |
安否確認 |
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ふるさと会館集会室へ参集 |
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救助 |
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会館2Fで防災用品の説明・展示 |
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11:00 | 反省会 |
安否確認および災害対策本部設営
9:30発災・訓練開始。身の安全を確保し、玄関ドアなど外から見えるように「無事です」プレートを掲示後、向こう三軒両隣の安否確認を行い、事前に配布された「安否確認表」に記入します。 安否確認後、ふるさと会館内に設置された災害対策本部へ報告を行い、安否確認の結果を地図に記します。 報告後、会館2階で100円ショップで手に入る防災グッズの展示や非常用トイレの説明を聞きます。
外から見えるように「無事です」プレートを掲示します | 向こう三軒両隣の安否確認を行います。 K-NET支援者は、要援護者の安否も行います |
安否確認表に確認した結果を記入します |
災害対策本部を設営中です。 報告する参加者も集まってきました |
災害対策本部設営中の内部の様子です。 案内札の掲示と報告が同時に行います |
災害対策本部に安否確認や、被災状況の報告と支援要請をしています |
報告にきた住民が地図に安否確認を行った箇所を記し、安否確認状況を明確にしています | 災害対策本部では、情報収集班が報告された被災状況を地図上で整理し、本部長が救援などの指示を出します | 仮救護所も用意し、負傷者の救護の準備が整っています |
支援者から要援護者の安否確認情報の報告を受けるK-NET用の受付窓口も開設されています。担当は民生委員です |
会館2階では100円ショップで手に入る防災用品の展示や、非常用トイレの説明が実施されました | かかりつけ医や持病などの救急情報を保管できる医療情報キットの販売もされました。医療情報キットは日本赤十字社の協力を得て、柏市が配付しています | 安否確認報告の無いところは、町会役員が直接確認に向かい、無事ですプレートの確認を行います |
救助・救出訓練
災害対策本部に報告された負傷者情報を元に、救出班の派遣と搬送を実施しました。 救護班は搬送するための担架やリアカーを倉庫から持ち出し、負傷者(ダミー人形)の搬送を行いました。 搬送後、救護班が負傷に合わせた応急手当訓練とAEDの使用方法のおさらいを実施しました。
ダミー人形は全部で2体。町内のどこに設置するかは知らされていません | 救出班が到着しました。 搬送方法を話し合っています |
ダミー人形を運ぶリヤカーを準備しています。 |
怪我の状況を確認し、気をつけて搬送します | 別のダミー人形の救出では担架を用意しました | 実際の人の重さを経験するために人をのせての搬送を行いました |
災害対策本部に隣接している救護所にダミー人形を運びます | 怪我の状況に合わせて救護班が応急手当を行います | AEDの使い方のおさらいも実施しました |
反省会
被害状況報告・救助終了後、反省会を行いました。 今回ははじめて事前に本部を設営しない訓練を行った事もあり、本部運営開始後に報告者で混雑してしまった点や、空き家などの安否確認方法の見直しなど、次回に活かすための様々な反省点や意見が述べられました。