第16回安否確認訓練を実施しました

向こう三軒両隣による安否確認率100%!!!

平成29年(2017年)10月28日(土)午前9時30分、震度6強・マグニチュード6.9という大地震が発生したとの
想定のもとに、全戸安否確認訓練を実施しました。

【安否確認訓練を実施する理由】
柏市を直下とする大地震が起きたとき、被害は阪神淡路大震災時と同じ様に建物や家具の倒損壊による圧死が
多くなると考えられます。
阪神淡路大震災時、早い時点で安否確認が行われていれば、助かったかも知れない命がたくさんありました。
過去の災害を教訓として、私たちは2002年の第1回から、次の点を大事にして安否確認訓練を実施しています。
➀自助(自分の身は自分で守る)
➁共助・隣助・近助(向こう三軒・近隣住民による助け合い)
③共助(柏市防災福祉K-net制度に基づく高齢者など要支援者への助け合い)


【新しく取り組んだこと】
➀ 簡単に掲示できる「災害対策本部」の旗の導入
② 被害状況受付票に「1事案1枚」と記載
③ 受付に町会役員に入ってもらい要員を増やした
④ 班長報告用紙に班内の空き家を記載してもらった
⑤ 救助に必要な資機材を防災倉庫から取り出して参集する

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安否確認の様子

1.午前9時30分、大地震が発生(発災)したときは役員もまだ家にいます。西山ふるさと会館(町会集会所)はまだ何も準備されていません。発災とともに自分の家族の安全を確認した防災会メンバーと町会役員(運営委員)は、ふるさと会館に集まり、「災害対策本部」を立ち上げます。 2.一番早く参集した町会役員がふるさと会館を開錠します。 3.災害対策本部立ち上げ作業中です。西山ふるさと会館前にテントを組み立てています。
4.参集した役員が、本部で使う机や旗などの準備をしています。すでに安否確認を終えた住民が報告にきています。 5.救助に必要な資機材(リヤカー・担架など)の一部は、町内に4ヵ所ある公園の防災倉庫から災害対策本部(西山ふるさと会館)に運び込みました。 6.災害対策本部の被害受付窓口が着々と整備されています。準備開始から10分程で災害対策本部の形が整います。
7.大地震が発生すると家屋の倒壊など町内に被害が発生します。安否確認訓練では、住民の協力を得て、事前に「被害札」を配付し、発災とともにそれを門扉やフェンスなどに掲げてもらいました。 8.「被害札」は、損壊した家屋内からの「助けて」コールなど緊急を要するものと、家屋損壊、樹木倒壊、ブロック塀崩壊などすぐに対応しなくても良いものの8種類の被害札を用意し、住民の協力により発災とともに町内30カ所に掲げてもらいました。 9.「被害札」の他にも、負傷者に見立てたダミー人形を2体配置しました。ダミー人形は役員の手作りです。住民が安否確認の中で発見し、本部報告されます。
10.さて、家族の安全を確認した住民は、向こう三軒両隣や同じブロック(班)の住民の安否確認を始めます。

11.向こう三軒両隣の安否確認を効率的に行うため、3年前に町内全戸に「無事です!」カードを配付しました。家族が安全であれば門扉などに「無事です!」カードを掲げてもらいます。
12.安否確認を終えた人、被害札や負傷者(ダミー人形)を発見した人が、報告のため災害対策本部にそくぞくと集まってきます。災害対策本部設営中のため受付順番待ちの列ができました。

13.災害対策本部の被害報告受付窓口です。受付窓口は、一般受付と柏市防災福祉K-net報告の受付の2つに分けて設置されています。柏市防災福祉K-Netは、災害時に支援を必要とする人(高齢者・障がい者など)に特定の支援者を張り付ける柏市の制度です。 14.被害報告受付に誰が入っても対応できるように、被害報告受付マニュアルを使用しています。 15.こちらは柏市防災福祉K-net登録者に対する安否確認の報告受付窓口です。個人情報保護法の関係で民生委員が報告を受け付けます。
16.被害報告窓口で受け付けた被害情報は館内の情報収集整理班に回付され、整理班がテーブルに広げられた「西山町会住宅配置図」に書き込んでいきます。

17.これが「西山町会住宅配置図」です。被害状況がカラーマーカー・磁気ボダン・カラー付箋などによって色分けして書き込まれています。
18.救助隊派遣が必要と判断した対策本部責任者が、派遣の指示をしています。
19.道路に倒れている負傷者(ダミー人形)を担架に乗せています。手伝ってくれているのは、地域の小学生・中学生のお父さんたちのグループ、「酒井根地域おやじの会」のメンバーです。 20.担架に乗せられた負傷者(ダミー人形)を、リヤカーに乗せて災害対策本部(西山ふるさと会館内)に設置された仮救護所に運んでいます。ダミー人形とはいえかなりの重さがあるので、担架だけの時は4~8人の人員が必要ですが、リヤカーを使えば楽に搬送できます。 21.仮救護所に運び込まれた負傷者(ダミー人形)が応急手当を受けています。手当をしているのは、これまでに応急手当などの講習を受けた防災会の救護班です。
22.安否確認の報告を終えた住民は、西山ふるさと会館2階の家庭用災害備蓄品(下着・懐中電灯など)展示コーナーに案内されます。ここに並べられた品々はすべて百均(100円ショップ)で探し出したものです。この他に、段ボールトイレや、洋式便器に被せて使う便袋なども展示しています。

23.安否確認訓練終了後、防災会役員・町会役員全員で「反省会」です。ここで出てきた課題は次回安否確認訓練に活かします。 24.今回の安否確認訓練には、他町会・自治会から見学者多数が来訪され、他市からの見学者もいました。防災会会長が対応しました。

安否確認訓練の反省点と課題

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町会報への報告記事

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